手塚治虫や宮崎駿が愛した天才画家「イヴァン・ビリビン」の魅力




20世紀初頭に活躍した画家「イヴァン・ビリビン」から
インスピレーションを受けた19FW「SIBERIA」コレクション



ロシア文化に詳しい方なら誰もが知っているであろう
イヴァンについてご紹介します



◇イヴァン・ビリビンという人物◇




正式名称は

【イヴァン・ヤーコヴレヴィチ・ビリービン】

(ビリビン、で親しまれているが
ロシア語の発音だとビリービンが正解だそう)


1876 - 1942 (65歳没)


20世紀初頭のもっとも影響力のあるイラストレーターの一人

ロシア サンクトペテルブルグ出身
大学では法律を学ぶがその後芸術家の道へ転向。
アール・ヌーヴォー運動の代表的な人物でもある。
伝統的なロシアの民衆文化への深い愛着を元に
絵本への挿絵や様々なイラスト作品の他、
オペラやバレエの舞台、衣装デザインなど
幅広く手がけていた。
「ロシア昔話シリーズ」での挿絵で名声を得る。
(現在日本でも「カエルの王女」などの絵本で
ビリビンの挿絵を見ることができる)


↑左:イワン王子と火の鳥と灰色オオカミ
右:カエルの王女


◇アール・ヌーヴォーとは◇


19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に
開花した国際的な芸術運動。
「新しい芸術」を意味する。
花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる
従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった
当時の新素材の利用などが特徴。
(Wikipediaより抜粋)

ゲーム「ファイナルファンタジー」のコンセプトアートを
手がけていることで有名な天野喜考も
アール・ヌーヴォーに影響を受けている他、
日本でも最近話題となっていた「ミュシャ展」の
アルフォンス・ミュシャも
このアール・ヌーヴォーを代表する画家である。


↑天野喜考 ファイナルファンタジーⅩⅣ 嵐神と冒険者


↑アルフォンス・ミュシャ 舞踏ー連作〈四芸術〉より


◇日本と縁のあるイヴァン・ビリビン◇


生前イヴァンが残した作品は
江戸時代に誕生した日本の伝統的な作画様式
「浮世絵」から影響を受けている作品が
多数あると言われている。

20世紀初頭は万国博覧会の影響で
日本の文化が少しずつ西欧諸国の人たちの目に触れ
人気を集めていた時代で
ジャポニズムが絶大な人気を集めていた。

有名な話にゴッホは熱心な浮世絵の収集家であり
そのコレクションは500点を超えると言われていたそう。

現在では日本の画家や漫画家、イラストレーターが
ビリビンの影響を強く受けている。



手塚治虫が自身が手がける挿絵に
ビリビン様式をほとんどそのまま倣っている他
宮崎駿もアニメーションの手法として
ビリビンの挿絵を参考にしているのである。

日本の漫画界、イラストレーション界に
大きな影響を与えているが
あまり認知されていないのが現状。


◇19FW SIBERIA◇


イヴァン・ビリビンの作品から
インスピレーションを受けた今回のコレクション。

バックプリントを施したものや
柄をTシャツに落とし込んだものなど
ビリビンの作品を感じていただける
ラインナップになっている。












彼の作品について知ってみると
また違った見え方で楽しめる洋服たち。


店頭、オンラインにて販売中。





written by MARINA





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